( 2020年11月 )
 

●令和3年度当初予算編成に対する重要政策提言について

  来年度当初予算編成に対する重要政策について、知事に対し、以下の項目を中心に25項目の提言を行いましたので、お知らせします。

1 気候変動対策

(1) ポストコロナ社会構築におけるグリーンリカバリー(緑の回復)の考え方の施策・事 業への反映
  気候変動の長期的な戦略を盛り込んだ兵庫県地球温暖化対策推進計画の見直しと実行、また、新型コロナウイルスから回復し、ポストコロナ社会を構築する上において、グリーンリカバリー(緑の回復)の考え方を施策、事業に反映させること。

(2) 兵庫県地球温暖化対策推進計画の見直しに基づいた実行
  IPCCが1.5℃特別報告書で掲げている2030年45%削減の目標を達成するため、これまでの推進計画の枠組みを超え、脱成長シナリオ、少子化、一人当りエネルギー需要、総需要の削減、消費の削減、肉食の削減、食品ロスの削減、ライフスタイルの変革等にも踏み込んだ、広範囲で綱羅的で野心的な推進計画の見直しを期待していますが、令和3年度において、見直された地球温暖化対策推進計画を県民に大々的に周知徹底し、最大限のパワーで実行していくための方策を講じること。

2安心安全な県民生活のための施策、事業の着実な実行

(1) 六甲山北側への救命救急センターを持った災害拠点病院の設置
  県保健医療計画によると2025年には阪神北地域では「高度急性期」の病床数が不足すると推計されており、救急医療の需要は今後とも高まるとみられていますが、六甲山の北側に救命救急センターが1つもない現状では、神戸市北区をはじめ、隣接する三田市や近隣の市町においても、今後高まると思われる救急医療の需要に十分にまた迅速に対応できない状況にあると考えます。三田市民病院と済生会兵庫病院の統合の検討を踏まえながら、六甲山北側への救命救急センターを持った災害拠点病院の設置、あるいは、その機能を持たせることの検討を進めること。

以上






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