せきぐち正人＿活動報告

（ 2020年12月）

● 令和３年度　当初予算編成に対する申し入れについて

11月11日に県に対し、令和3年度の当初予算編成に対する申し入れを行いました。
その項目は以下の通りです。

1.新型コロナウイルス感染症対策（14項目）
1.PCR等の検査実施体制と検査可能数の拡充　2.予防的措置として無症状の対象者に対する検査の実施　3.検査価格の適正化　4.病状に応じた入院病床数の確保と医療設備・体制の整備　5.軽症者・無症状者を療養する宿泊施設の拡充　6.患者を症状に応じて適切に振り分ける運用の確実な実施　7.新型コロナの効果的な治療方法の確立　8.ワクチン数の確保と公平な配分方法の決定　9/エッセンシャルワーカーに対しての優先的な検査実施、経済的支援　10.営業自粛と補償策をセットにした支援　11.業態転換、新たな分野での雇用創出を可能にするための支援 12.職や住む所を失った正規社員、非正規社員、アルバイト、フリーランス、自営業者等の人々に対しての経済的支援、住居の支援、新たな雇用につながるための教育等の支援 13.芸術文化関係者の活動をなんとか維持し、収東後の活動につながるよう、必要な支援策を講じること 14.東京圏一極集中を是正するための東京圏から兵庫県へのさまざまな層の移住促進のさらなる強化

2.気候変動対策（14項目）
1.グリーンリカバリー（緑の復興）の考え方の施策・事業への反映　2.兵庫地球温暖化対策推進計画の県民への周知　3.産業部門、業務部門、運輸部門の大規模事業者に対する指導・助言の強化とそのための体制・要員の大幅な拡充　4.大規模事業者における温室効果ガス排出抑制計画書・措置結果報告書の内容の明確化　5.上記ノウハウの中小企業者への展開、支援　6.家庭部門に対するライフスタイル等の「うちエコ診断」の内容拡充　7.「うちエコ診断」のための要員の大幅な拡充　8.「うちエコ診断」の県民への周知　9.MAASの考え方の推進　10.地域電力、地域循環共生圏の創造等、地域、コミュニティにおける気候変動への取り組みに対する大幅な支援　11.気候変動の危機的状況と必要な行動に関する小学校、中学校、高等学校、大学への教材の作成と教育の実施　12.社会人に対する生涯教育の一環としての気候変動危機に関する教育の実施　13.兵庫県としての気候変動非常事熊の宣言　14.気候変動非常事熊県民会議実施の検討

3.兵庫2030の展望とリーディングプロジェクトの見直し（2項目）
1.ポストコロナの社会づくりと地球温暖化対策推進計画と整合性を取るよう、内容・優先順位の抜本的見直しと再編成　2.令和3年度当初予算におけるリーディングプロジェクトの予算内容の明確化

4.安心安全な県民生活のための施策、事業の着実な実行（16項目）
1.新型コロナウイルスの少子化に対する影響に関する早期の状況分析とその内容に基づいた適切な対応策の実施　2.新型コロナウイルスの感染に十分に配慮した避難所対策、備蓄対策、避難行動要支援者に対する支援　3.災害が発生する際に的確な避難勧告、避難指不の判断を行い、県民に周知するための十分な対応策の実施　4.介護基盤の整備と介護人材確保を着実に進めること　5.会議基盤の整備と介護人材確保に関して、進捗や課題などのタイムリーな把握と状況の議会や県民への清報提供　6.三田市民病院と済生会兵庫県病院と神戸市による医療連携に関する会議の進捗に基づく県の積極的な支援　7.上記検討状況を踏まえながら、六甲山北側への救急救命センターを持った災害拠点病院の設置とその検討　8.Alの導入に際して、プライバシーとセキュリティ、説明責任と透明性を適切に確保した上で慎重に進めること　9.Alの雇用、働く人への影響の把握分析、及び、影響を受ける職種に対する雇用転換、教育への支援　10.家族農業が持続可能になり、食料自給の重要な役割の一部を担うよう、十分な施策・事業を講ずること　11.県民の農への積極的な関わりの推進、農を支える交流・定住の促進にかかわる事業をより積極的に進めていくこと　12.県内の市民農園の数について、現状よりもはるかに多くの目標値を設定し、より大々的に進めること　13.「地球アトリエ」構想の事業化にあたり、新宮晋氏をはじめ関係者の意見を反映し、本事業を着実に進めていくこと　14.明舞団地やその他先駆的な取り組みを活かし、積極的にオールドニュータウン再生への取り組みを進めること　15.適切な教育の機会のための授業料免除・補助、返済の必要のない奨学金の提供などのさらなる支援制度の拡充　16.今後とも多発するさまざまな犯罪において、さらなる検挙率の向上のための効果的な方策を講じること