●決算特別委員会報告
○委員長 決算審査を続行いたします。
次は、関口委員。
◆関口委員 おはようございます。
 3日間よろしくお願いいたします。時間帯的にも、頭が一番さえている時間帯だと思いますので、明確な答弁のほどよろしくお願 いいたしまして始めたいと思います。
 まず初めに、先ほど三木委員の方からも出てましたけども、ちょっと観点を変えて、経常収支比率の長・中期的な見通しについて 質問いたします。
 17年度決算において、人口や地価の伸び悩み、減少、市税の減少や地方交付税の削減、義務的経費の増加などの理由により経常 収支比率が悪化したという説明がなされていますが、そもそもこの経常収支比率は、平成17年度予算編成時に、どのように予測さ れていたのでしょうか、まず答弁をお願いいたします。
○委員長 村上財政課長。
◎財政課長 平成17年度の予算上における見込み経常収支比率ということで、94%程度になってくるであろうというふう に見込んでおりました。
 以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 先ほども出てましたけども、今後の市税、地方交付税の見積もり方法や義務的経費の予測にもよりますが、経常 収支比率の平成18年度予算における現在の予測及び今後の中期的な見通しについて市はどのように分析しているのか、答弁をお願 いいたします。
○委員長 村上財政課長。
◎財政課長 18年度の当初予算における経常収支、予算を組んだ段階で経常収支比率の見込みは97%程度と見込んでござ います。今後、予算執行してまいりまして、不用額等も出てまいります。若干変動は見込めますけれども、この程度で推移するんじ ゃないかというふうに見込んでいるところでございます。
 それから、今後の経常収支比率の見込みということでございますけれども、さきに出しました財政収支見通しの中で、行革前の経 常収支比率をお示しをしてございます。平成19年度では99.9%、それから20年度では101.9%、平成21年には104 .3%程度、このような形で推移をしていくんじゃないかというふうに見込んでございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 中・長期的な見通しを伺ったわけですけども、見通しに余りに差が出ないように、今後ともしていっていただき たいなと思います。
 それでは、次に参りたいと思います。
 次に、ウッディタウン市民センターの図書館の分館について伺います。
 ウッディタウン市民センターの図書館は、市民が待ち望んだ施設で、開館日数が少ない、また、開館時間が短いという多くの苦情 あるいは裏返せば開館日数が少ない、増やしてほしいという要望がたくさん出ております。これは、予算委員会でも要望いたしまし たが、予算委員会で祝日の休館日はなぜあけないのかという答弁の中で、余りにもあいまいな答弁しかなく、やる気があるのかない のかわからないような答弁しかいただけなかったんですけども、その点についてどう、予算から8カ月たっておりますけども、方向 性をお願いいたします。
○委員長 辻野図書館長。
◎図書館長 昨年来から図書館の運営の見直しをやっておりました。確かに3月にご質問いただいたわけですが、その後、見 直しをいたしまして、まずウッディタウンにつきましては、祝日も一定開館するということでございます。現在、職員組合と課題の 調整を行っております。
 以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 見直すということなんです。いつから見直すのかということを伺いたいと思いますけども。
○委員長 辻野図書館長。
◎図書館長 来年度4月からということで、提案をしております。  以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 見直しを検討されたんだと思うんですけども、現在、18年度に図書館が閉館しているのは何日あるか、もちろ んご存じですよね。ウッディタウンの市民センター入りましたら、まず図書館の閉館日、開館日の書いてあるものが、こういうもの が置いてあります。市民は皆さんこれを見てます。これを見てるんですけども、現在、18年度、何日休館しているのか、答弁をお 願いします。
○委員長 辻野図書館長。
◎図書館長 申しわけありません。正確な数字を持ち合わせておりませんけれども、現在、ウッディタウンの休館日としまし ては、月曜日、火曜日、それから毎月第1木曜日、あと年末年始の休館日等でございます。それから、祝日等も休館をしております 。  以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 もちろん開館日を増やすということですので、教育委員会としてもいろいろと協議なさったと思うんですけども 、その辺の開館日数もわからずにそういうことを協議なさったのか、答弁をお願いいたします。わからなければ、部長でも結構です 。
○委員長 大澤教育総務部長。
◎教育総務部長 今ご質問の件の開館日数をわからずにということですけど、今現在、祝日の問題を組合と議論しておりまして、 今閉館日をどうあけていくかということで、いわゆる市民サービスを上げていくということで、今そのことについて話をしておりま す。開館日が幾らを何にするかということにつきましては、今現在、数字を持っておりませんので、ご答弁できません。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 この調べた、これあるんですけども、何と年間で134日の休館日です。134日というのは、1年365日、 3日に1日は休んでいる以上、もっと休んでいるということです。こんなことで市民の要望に応えられているんでしょうか。そうい うことを調べもせずに増やすとか増やさないだとか協議なさるのは余りにも無責任。もっと現場に行って、実情を把握して変更する ということを考えていただきたい、これは教育長も部長も課長もみんな一緒です。だれもそれを知らないで、どうやって協議するん ですか、その辺の答弁をお願いいたします。
○委員長 大澤教育総務部長。
◎教育総務部長 今閉館日が月、火、それから第1木曜日、年末年始並びに祝日という話をしました。こういうことについて、今 現在、これまでから議会の方からもご要望のございましたいわゆる開館日を増やしていこうということで、今現在、休館をしており ます祝日、それから年末年始の1日、それからそのほか開館の時間、そういったことについて議論を中でいたしてきました。具体的 に、確かに今134日ということですけども、今の状況からいいますと、いわゆる公休日というんですか、その分については51週 の中でやっぱり104日ございます。そういったことで、それをあけていきますと、それなりの人員体制が必要ということで、現在 、人員体制も含めてコストの面と効果の面とあわせて検討をいたしておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 図書館というのは、やっぱり市民サービスという面で物すごう大きい施設ですよね。それが3分の1以上休んで いることで、何かそれもきちっと協議されてないということは、本当にこの三田市、情けない、本当にやる気があるのかと思ってし まいます。市民の要望はそういうことが出ておりますので、真剣に現場に運んで、ちゃんと資料を調べて、そうして変更するんであ れば変更していただきたい。そうでなければ、幾らいいことばっかり言っても進まない、そういうことを要望して次へ参りたいと思 います。
次は、国勢調査と三田市の統計について伺います。
昨年10月1日に実施されました国勢調査ですが、これまで公表された国勢調査の調査結果や今後公表が予定されている調査内容が 、三田市の行政あるいは三田市の統計にどう活用されているのかあるいはどう活用されていくのでしょうか、その点についてご説明 をお願いいたします。
○委員長 入江市長公室次長。
◎市長公室次長 統計書の問題ですが、三田市の現在の統計書の中で、国勢調査の占める割合は約3分の1、70ページ程度でご ざいます。全体で約200ページほどございます。その中で、国勢調査あるいは人口、物価、消費、労働、こういった項目に大きく 区分をいたしておりまして、他市の統計書と似た体系で、比較しやすいような形態を整えております。国勢調査につきましては、総 務省のホームページの掲載にあわせた形で、今回、掲載をしておりまして、他県、他市との比較がとりやすい、こういった形で統計 書の中にも掲載をいたしておるものでございます。
 活用でございますが、今現在、まだ全部は来ておりませんで、現在の発表分につきましては、市全体の人口、住居に関するものだ けでございますが、今後は、労働力状態なり従業地、通学地などの調査結果も公表されるところでございます。過去からの活用につ きましては、こういった推移あるいは他市との比較を行いまして、また、他の統計資料とも組み合わせを行うことによって、市の施 策に生かしてまいっておるところでございます。
 以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 市のあれに生かしていっているということなんですけども、現在、統計の体系、活用などで、現在どのような課 題、改善すべき点があると考えているのか、ご説明お願いいたします。
○委員長 入江市長公室次長。
◎市長公室次長 課題と申しますか、やはり今ホームページでも検索もできますし、また、エクセルデータなりPDFデータで活 用することもできるようになっておるわけですけども、ペーパーレス化を図りまして、比較的データも取り込みやすくもしておりま す。しかしながら、やはり政策に生かすべく、一番重要なポイントなりあるいは見やすくその施策を計画する上で一番重要な部分に つきましては、できるだけわかりやすい形で前面に出して、施策によりすぐに反映させやすい形で工夫を重ねてまいりたいというふ うに思っています。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 その課題を改善して進めていっていただきたいと思います。  次へ参りたいと思います。  次に、がん検診について伺います。  三田市は、平成17年度の市民健康診査におきまして、女性がん検診に約3,900万円、がん検診に約1,600万円の5,5 00万円を支出しています。平成17年度の受診者数は、女性がん検診が7,503名、がん検診8,058名の計1万5,561 名となっていると決算資料の42ページに載っております。1人当たりの事業費を計算してみると、女性がん検診が約5,200円 、がん検診が1,900円、平均して3,500円となります。以上が、平成17年度の三田市におけるがん検診の実績ですが、こ のがん検診そのものの効果と成果について、三田市はどのように考えているんでしょうか、お答えください。
○委員長 小林健康増進課長。
◎健康増進課長 このがん検診を通じまして、早期発見、早期治療ができるというふうに考えております。  以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 発見できるという効果と成果と金額との問題等もあろうと思うんですけども、1人当たりの金額が、女性がん検 診の方が大きいんですが、それはなぜそのような形になっているのか、ちょっとご説明をお願いいたします。
○委員長 小林健康増進課長。
◎健康増進課長 特に女性がん検診の関係につきましては、先ほど1人当たりの金額が5,195円、5,200円というような 形になっておりますけれども、このうちには子宮がんの受診年齢を30歳から20歳の方に引き上げたということと、平成18年2 月からマンモグラフィーを追加するということで、システムを修正しておりまして、この金額が500万6,000円、これを計上 いたしてございますんで、それがその中に含んでおりますので、金額が高くなっているというふうに考えております。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 がん検診というのは、早期発見ということで、本当に重要なことだと考えております。この早期発見率、発見件 数、発見されたがんの種類、進行などは、これまでのがん検診の成果によって具体的に進められたかというような数字的なものはあ るんでしょうか。
○委員長 小林健康増進課長。
◎健康増進課長 がんの関係でその発見の関係でございますけれども、昨年度の部分では、肺がんの関係では、精検、要精検者で は、肺がんの方は96名ということで、精検受診率としては3.6%、そして、がん、またはその疑いにつきましては3名という形 でしております。ちなみに、胃がんにつきましては、要精検者で169名、精検受診率としては7.7%、そして、がん、またはそ の疑いは0人でございます。大腸がんにつきましては、要精検者としては107名、精検率としましては4.5%、そしてがん、ま たはその疑いの人は3人でございます。前立腺がんの関係につきましては、49人の精検、要精検者で精検率は6.4%、がん、ま たはその疑いの方は10人という形で、そのがん、またはその疑いにつきまして発見されているということと、胃がんにつきまして はゼロという形でございますけれども、そのかかっていなかったということも含めまして、成果として上がってくるのではないかと いうふうに考えます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 今、この数字を見まして、がん検診の成果が上がっているということですので、ぜひとも「がん」というのは、 がん検診、本当に必要だと思いますので、続けていっていただきたいなと考えて、次の質問に参りたいと思います。
 次は、総合文化センター、いよいよ来年7月1日オープンするんですけども、9月議会でも質問させていただいたんですけども、 もう一つ、せっかくあれだけの施設ができるにもかかわらず、盛り上がりがもう一つ欠けているのではないのかなあと私自身思いま す。それに向けて、9月議会で質問しましたが、余りにも何というのか、あいまいな答弁しかもらえず、こんなことで来年の文化セ ンターオープンに向けてすばらしいスタートが切れるのかなあという心配をしております。改めてオープンに向けての意気込みとオ ープニングの内容を説明願います。
○委員長 増田文化課長。
◎文化課長 来年7月オープンの文化センターのオープニングに関してのご質問でございますが、7月、8月をオープニング 月間と位置づけておりまして、現在、指定管理者の方で、プロとそれから市民参加によります和太鼓、そしてオーケストラの競演、 これを皮切りに、ベルリンフィルの金管演奏ですとか、茂山狂言あるいは美輪明宏シャンソンコンサート、こういったものを確定を しております。これ以外にも、市民の方々からたくさんの利用申し込みをいただいておりますので、できるだけ早急に効果的なPR に努めたいと思っております。既に、指定管理者の方ではホームページを立ち上げておりますし、街頭、駅前等での宣伝活動も精力 的に行っていただいているところであります。  以上です。
○委員長 関口委員。
◆関口委員  指定管理者で精力的に行っていただいているということなんですけども、もう一つ市民の方に見えてきていない、そういう部分がありますので、現在のところあともう8カ月を切っているんですかね。もうそういう段階に来て、あれだけのすばらしい施設、多額の税金を投入しての施設ですので、何とか成功させていかなければいけないということがあると思いますので、市としましても、市を挙げてPRに努めていただきたい、必ず成功させていただきたい、そういう要望と私は意気込みを持ってやっていただきたいという意気込みが欲しいと思いますけども、よろしくお願いいたします。
 じゃあその文化センター、できるんですけども、それとは別に、文化センターができるイベントの催し物と連携して、郷の音ホールの周辺の広場、向こう側の土手などにおいて、郷の音ホールを訪れる人が、イベントの間際に来て、終了後すぐ帰ってしまうのではなく、何となく早く来て滞在するあるいは終わった後すぐに帰らずぶらぶらするような、他の市民の皆さんと交流できるようなイベントも仕掛けていただきたいと思いますが、その辺の何か策はあるのでしょうか。
○委員長 増田文化課長。
◎文化課長   文化センターの敷地は、約3万ございます。建物以外にも広大な敷地を抱えておりますので、文化センターのホールだけの事業ではなくって、日常的に文化センターの周り、屋外に人が集まっていただく仕掛けが必要だろうと、このように考えております。具体的には、エントランス付近、それから植栽をしております、そういった木の周りあるいは駐車場に常設のステージを設けておりますが、こういったところで気軽に演奏したり楽しんでいただける、こういった仕掛けをしたいなと。それから、演奏が終わって帰られる後のアフターケアといったものにつきましても、今指定管理者と我々、それから関係課とあわせてもう少しにぎわいのある仕掛けができないか検討しております。  以上です。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 検討をしているということなんですけども、三田市にとって、これ本当明るい材料が最近ない中で、文化センタ ーがオープンするということは、本当にここで華やかにやっていただきたい部分も多々あります。私といたしましては、多くの市民 が自家用車や電車、公共交通機関でやってくると思うんですけども、せっかく集まったのでもったいないなあと思います。それを何 とか早く来て、友人と知り合ってふれあったり、終わってからも余韻を楽しむ、できたら一緒に酒でも飲みたいとか、そのような同 じテーブルで共通の話題を話し合って弾むことができるとか、そういうような文化センターになってほしいなと考えております。具 体的には、郷の音ホールの催し、イベントと連携して、外にしゃれたワゴンの屋台を集めたり、大道芸人を集めたり、思い切ってあ るいは飲酒運転との問題とも関係しますが、郷の音ホールの帰りにコミュニティバスを走らせたり、いろいろな考え方ができるので はないかなあと思います。もちろん市がすれば非常に時間とお金がかかるわけであれなんですけども、それも市民の力をかりて進め れば、より楽しい文化センターができる、箱物を建てただけで終わらない、そういう文化センターができると私は考えております。 そういう仕掛けづくりを指定管理者に任せたとはいえ、市も勉強して、その辺を進めていただきたいなあと考えております。検討中 ということなんですけども、もう検討中という段階ではそろそろなくなってきておりますので、具体的にそういうことを近々発表で きるように、時間がないということを思って進めていっていただきたいなあと思います。回答は結構ですけども、その方向で、いず れまた質問いたしますので、そのときにはこういう楽しいイベントがあるんだと、こういうことができるんだという答弁をお願いし て、次の質問に参りたいと思います。
 次に、先ほど美藤委員の方からも出たんですけども、電子入札システム導入について、ちょっと聞きたかったことがちょっとあっ たので、ちょっと質問させていただきたいと思います。
 この電子入札システムについては、阪神間の地方自治体において共同で導入され、三田市もそれぞれの負担をしたシステムである と思います。ちなみに、平成17年度に兵庫県電子入札共同運営にかかわる電子入札システム運営負担金として、先ほども出ました が1,200万円が支出されていますが、この運営負担金は、何年間にわたって、合計でどの程度三田市として負担していくつもり なのか、お答えください。
○委員長 豊後管財契約課長。
◎管財契約課長   この開発負担金は、あくまでも当初の共同運営のシステム開発の負担金で、これは17年度1,200万円 限りですけども、あと後年度について、システム運営していく参加団体が運営していく経費が伴っていきます。ちなみに、今年度が 、18年度が170万円ほどで、一応償却が一応5年間になってますので、今ちょっと詳しい後の運営上の5年間の経費は持ってな いんですけども、ちなみに今年度は170万円の予算を計上しております。  以上です。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 現在、その資料を持ってないということですけども、実際に帰ればちゃんとその資料はあるというふうにとって よろしいでしょうか。
◎管財契約課長 そうです。
◆関口委員 先ほども美藤委員の方からも出ましたけども、導入に関して、いろいろとやっぱり目標とかそういうやったこと に関して成果がどうなっているのかという検証が必要だと思うんですけども、その辺が先ほど何かもう一つはっきりできてなかった んですけども、今後の改善システムの必要性なんかどのように感じているのか、お答え願えますか。
○委員長 豊後管財契約課長。
◎管財契約課長 この下半期からの本格的な導入で、導入件数も工事で二、三件、設計関係で3件と、約6件ぐらいを予定をして おりまして、具体的に今年度が済んで具体的な検証ができると考えております。  以上です。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 じゃあ今年度終わって検証のほど、お願いいたします。またその都度質問させていただきます。
○委員長 竹内助役。
◎助役 電子入札、いよいよこの下半期から実施することとしています。今管財契約課長さんが申しましたように、今年 は10件程度やっていきたいと考えておりますが、やはり1つは、こういった新しい時代の中で、電子入札というのはこれはもう当 然の流れの中で対応していかなければならないと考えておりまして、もう一つは、やはり業者間のやはり利便性を確保する、もう一 つは、公平・透明性の確保と、こういったことになろうと思いますので、今後さらにこういったシステム運営についてもいろいろま た問題も、課題も出てこようと思いますが、そういったことを検証しながら、この電子入札が本当に十分生かせる、そういうシステ ムづくりをつくっていきたい、このように考えております。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 今助役が答弁いただきましたけども、その方向で今後とも進めていただければありがたいなと思っております。  続きまして、スポーツクラブ21三田について質問をしたいと思います。
 スポーツクラブ三田の現状なんですけども、このスポーツクラブ三田は、県の推進でのじぎく兵庫国体にあわせてヨーロッパ地域 のスポーツクラブなどを参考にしながら、各小学校区単位で設けられてきたものと思いますが、無事国体までにスポーツクラブ21 が各学校区に、何とか滑り込みでできたとは思うんですけども、その後、いろいろといろんなうまくいっているスポーツクラブ21 もあるようにお伺いしますけども、逆にうまくいってないようなことを聞くケースが多々最近出ております。例えば、既存の各スポ ーツ団体、以前からの会員、メンバーを大事にして、新しい会員を募集する活動が余り行われていないというようなふうに聞いたり 、別の言い方をすると、今よりメンバーの練習時間が減るので、余り新メンバーを集めたくないんではないかというような既得権的 な、閉鎖的な状態になっているんではないかというようなことを聞くこともあるんですけど、うまくいっているところもあるように 聞きますけど、逆にこのようなことも聞くんですけども、国体にあわせてつくってできた、この後、どのように現在、スポーツクラ ブ21に対して、市として把握して今後かかわっていっているのか、その点について質問させていただきます。
○委員長 山下スポーツ振興課長。
◎スポーツ
 振興課長
ただいまご質問のスポーツクラブ21の現状でございますが、先ほど委員がおっしゃったとおり、平成17年度 末におきまして、20小学校区にスポーツクラブが設立されました。活動拠点につきましては、各小学校の体育施設、グラウンドと か体育館を活用しております。それで、問題点でございますが、先ほど委員がおっしゃいました問題点とあわせまして、クラブハウ ス等の問題がございます。それぞれクラブハウスでもって活動していただいておるわけでございますが、まだクラブハウスが不十分 なクラブもございます。いろいろ小学校の余裕教室等を利用されまして活動されておりますが、1つはクラブハウスの充実が1つは 課題かと考えております。それとあわせまして、5年間の補助金が県からございます。それもございまして、クラブの運営の継続等 についても大きな問題点、課題かなと市としては考えております。今後でございますが、クラブハウスの充実につきましては、現在 、整備に向けました取り組みとして、各クラブの意向や学校の余裕教室等の調整をただいま行っております。また、今後の各クラブ の運営につきましては、平成17年度にスポーツクラブ21三田連絡協議会を設置しておりまして、各クラブ間の連携や、そして情 報交換、交流を促進しまして、活性化を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 クラブハウスの問題があるということなんですけども、クラブハウスの建物とかそういうことよりも、先ほどか ら言ってますように、うまく確かにいっているクラブもあると聞きますが、先ほど言ったように、新しいメンバーがなかなか入りに くいというふうなことも聞きますが、そのクラブ協議会の中では、恐らくそういう話は出てこないんじゃないかなと、一般市民、一 般住民の意見だと思いますので、その辺を吸い上げる方策、逆に言えば、スポーツクラブの役員さんの中ではそりゃ話し合いはうま くいくかもしれませんけども、それは一部の市民でしかありません。その分において、クラブの役員さん以外の市民の意見を吸い上 げるためにどうしたらいいかっていうことを聞いておるんですけども、その辺の対策はどうお考えでしょうか。
○委員長 山下スポーツ振興課長。
◎スポーツ
 振興課長
その件につきましては、先ほども申しましたように、平成17年度にスポーツクラブ21三田連絡協議会を設立 いたしております。その中で、先ほど委員おっしゃったとおり、クラブの会員のいわゆる増員が今後の継続していく上でも必要であ るというのは、各クラブ間ともおっしゃっております。いろいろその中で今後についてはそういう情報交換もしまして、交流、そし て活性化を図っていきたいと。いわゆるその連絡協議会の中で、いろんな意見を情報収集してまいり、活性化を図っていきたいと考 えております。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 連絡協議会で行っていくっていうことなんですけども、先ほどもこちらからも言いましたように、連絡協議会に は、役員さんしか出てこられない、一般市民の、住民の意見がなかなか取り入れにくい部分があるのではないかなと考えております 。これは私の意見ですけども、新規メンバーを獲得するに対して優遇措置を設けるとか、必要に応じて設備を増やしていくという方 策や逆に新メンバーの募集や地域への積極的な関与がないクラブ、団体に対しては、何らかの指導を行っていくなど、せっかくの事 業ですから、一過性のものにせずに育てていく必要があるのではないかなと私は考えております。ぜひスポーツクラブ21が今後と もいいクラブになるように、市としても関与していっていただきたいなと考えておいて、次へ参りたいと思います。
 次に、時間がないので1点だけ。市制記念式典について質問いたします。
 市制記念式典は、これは7月1日しか行われないと思います、記念日ですので。今年の市制記念日を見ても、何かもう一つマンネ リ化してて、これでいいのかなあと、市長も下ばっかり向いてましたし、何か暗い式典であったんではないかなあと。こんな市制式 典だったら要らないなあと思って市制式典に参加させていただいておりました。特に、来年は6月30日でこの市民会館も閉館いた します。ここでいつもやっているんですけども、閉館いたしますし、来年7月1日といいますと、総合文化センターの開館オープン 日に当たります。その辺の市制式典も含めまして、市制式典の今後のあり方、また来年のあり方を聞きたいんですけども、よろしく お願いいたします。
○委員長 中岡秘書課長。
◎秘書課長 市制記念式典につきましては、委員ご指摘のとおり、毎年市制記念日である7月1日に実施しております。それ で、来年度につきましては、第49回目を迎えることとなりまして、あわせまして総合文化センターがオープンされることになりま す。つきまして、来年度につきましては、同文化センターを利用いたしまして開催する予定をいたしております。それとあわせまし て、記念事業が多数計画されておりますので、その辺も考慮しながら検討してまいりたいと考えておるところでございます。
 それから、今後につきましては、市制記念式典につきましては、毎年行っているところでございますけれども、そういった毎年や るのがええのか、その辺のことも十分考慮しながら、できる限り簡素化と言ったらちょっと問題があると思いますけども、そういっ たことも考慮しながら検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 例年この市民会館の3階でやっているんですけども、来年は総合文化センターで行いたいという今答弁があった んですけども、人数的に文化センターとなりますと、会場でやるといいますと、ホールしかやるようなとこないと思うんですけども 、ホールといいましても大ホールと小ホール、1,000人と400人のホールになるんですけども、その辺のイベント等との兼ね 合い、どういうような市制式典を考えているのか、もうちょっと、どこでどういう、文化センターのどこでやりたいのか、その辺を お答え願います。
○委員長 中岡秘書課長。
◎秘書課長 来年度につきましては、これから予算要求をしてまいるところでございますけれども、担当課といたしましては 、小ホールを利用して、招待者等これから検討しながら開催していきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
○委員長 関口委員。
◆関口委員 ここのところもう一つ暗い市制式典が続いておりますので、来年は特にそういう会場もかえて市制式典を行いた いということですので、すばらしい市制式典を行なっていただきたいと願いまして、本日の質問を終わります。ありがとうございま した。

 

Copyright © 2002-2021 Sanda-Sekiguchi.Com All Rights Reserved.