せきぐちの議会報告

せきぐち正人  4月となり桜が咲き、新年度を迎えましたが、市民の皆様はお元気でお過ごしでしょうか。コロナ禍をはじめ、ウクライナ侵攻、経済制裁等により、厳しい状況が続くと思われますが、さまざまな立場にある市民の皆様にとって、少しでも状況が明るくなるよう、県への働きかけを最大会派の一員として、引き続き行ってまいります。
 本レポートでは、兵庫県の令和4年度当初予算の内容をご報告させていただきました。斎藤知事のもとでの最初の当初予算ですが、多くの事業が廃止、また、延期され、三田市にとっても少なからず影響がありますが、今後の県政運営を是々非々の立場から注視してまいります。
 私せきぐち正人は、県議会議員として、市民の皆様との接点を多く持ち、皆様のご意見を最大限に反映させた議員活動が行えるよう、また、市民の皆様と県政のパイプ役となりますよう、引き続き、積極的に発言・行動し、県政への能動的な働きかけを続けてまいります。さまざまな課題について、お困りのことやご意見がござい。いましたら、お気軽にお聞かせいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


( 2022年4月 )
 

●令和4年度兵庫県当初予算について

 令和4年度当初予算は、新たに策定した「県政改革方針」に基づき、持続可能な行財政基盤を確立し、新型コロナウイルス感染症への対応、人口減少・超高齢化・多発する災害・温暖化・経済構造の変容等、挑戦すべき課題に立ち向かい、「躍動する兵庫へ 第一歩を踏み出す」ことを基本方針に策定されました。
新型コロナへの対応を最優先課題として取り組みながら、3つの視点、5つの柱を掲げて、施策の展開を図り、事務事業は、県政改革方針に基づいて、令和3年度から246事業を廃止する一方で、選択と集中を図り、 県民ニーズに対応した110事業を新たに創設し、前年度から10%減となる、1228事業が実施されます。

●令和4年度当初予算における県政の重点施策5つの柱

当初予算における重点施策は以下の5つの柱からなっています。
I.新たな価値を生む経済の構築
●産業競争力の強化
●兵庫で働く人材の確保・育成
●新たな観光戦略の構築・推進
●農林水産業のさらなる振興
●グリーン化の推進
U.安心安全社会の先導
●医療の確保と健康づくり
●福祉社会づくりの推進
●社会的養護従事者の処遇改善
●安心安全な暮らしの実現
●社会基盤などの充実・強化
●災害への備えの強化
V.未来を創る人づくり
●子ども・子育て環境の充実
●学びの環境づくりの充実
IV.個性を磨く地域づくり
●五国の魅力向上
●大阪湾ベイエリアの活性化
●デジタル化の推進
●スポーツ・芸術文化の振興
V.県政運営の改革
●これからの県政運営の方針
●開放性の高い県政の推進
●県民ボトムアップ型県政の推進
●情報発信力の強化

令和4年度当初予算の規模

 令和4年度兵庫県当初予算の会計毎の予算規模と一般会計の主な増減理由は以下の通りです。 【一般会計の主な増減理由】
● 融資実績の状況を踏まえ、融資目標額を 5,000億円 (R3:8,000億円)としたこと等 による中小企業制度資金貸付金の減(△3,305億円)
● 新型コロナ関連交付金事業や社会保障関係経費の増がある一方、人件費の減や県政改革 方針に基づく投資的経費の減等により、貸付金を除く場合も前年度を下回る(A166億円)





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