せきぐちの議会報告
( 2022年6月 )
 

●三田市民病院と済生会兵庫県病院の地統合について

 三田市民病院と済生会兵庫県病院の将来のあり方について、北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会が、令和4年3月に報告書を提出しましたが、そのポイントを本レポートにて、ご報告いたします。

急性期医療確保方策のまとめと方向性、及び、今後検討が必要な項目

委員会では、急性期医療を確保する方策として「現状維持」、「診療科別連携」、「機能別連携」、「再編統合」について、下記の4つの視点から比較検討を行いましたが、北神・三田地域において、必要な急性期医療を将来にわたって提供していくためには、急性期医療確保方策として、「再編統合」が最も望ましい。その際には、現在の利用者にとって交通アクセスの利便性に変化が生じるため、両病院の中間地点が望ましい。と結論づけました。

1.医療機能・医師確保の視点

現状維持、診療科別連携、機能別連携では将来の医療需要や若手医師の確保等への対応が困難だが、再編統合の場合は将来の医療需要に対応することが出来、医師確保への対応が期待出来る。

2.施設整備の視点

2病院が個別建て替えを前提とする現状維持、診療科別連携、機能別連携では多額の資金が必要となり、機能は不十分なままとなる可能性がある。一方、再編統合の場合も多額の資金を要するが、機能の向上と一定の条件を満たす場合には補助金などの活用が可能となる。

3.経営への影響の視点

現状維持、診療科別連携、機能別連携では、医師確保や経営に課題が残るが、再編統合の場合は、医師の集約並びに医師の確保が行えることでより多くの需要に対応ができ、収益向上が見込まれる。また、他の方策よりも補助金等を多く活用できることで、建替え時の支出を軽減することが出来る。

4.交通アクセスの視点

現状維持の場合は患者の通院アクセスに影響はないが、その他の方策の場合は、交通アクセスに変化が生じる可能性がある。
また、委員会は、今後検討が必要な項目として、
1.新病院の詳細な医療機能
2.新病院の病床規模
3.急性期医療を支える継続的な医師確保
4.新病院の立地及び交通アクセスの利便性確保
5.新病院の収支見通し
(新病院の経営形態、整備・運営手法含む)

6.現病院の跡地活用
委員会資料よりの6項目を挙げ、その方向性を示しました。私、せきぐち正人は、今後の三田市の動向を注視してまいりたいと思います。ぜひ、市民の皆様のご意見をお聞かせ下さい。





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