せきぐちの議会報告

2008年3月の三田市議会定例議会における私の主な質問項目
1.持続可能の定義・解釈について
2.三田市における全国学力テストの結果と活用について
3.郷の音ホールの状況について
4. 農業基本計画の推進について
5. 武庫川の堤防の活用について
6. 小中学校が運動会や音楽の準備に費やす時間について
7. 鳥インフルエンザ・新型インフルエンザに対する対策について

●3月の定例議会での私の代表質問に対する主な回答は以下の通りです。一部再質問も行ない ましたが、市の回答が不十分な部分に関しては、今後とも継続して取り組んでまいります。

 1. 持続可能の定義・解釈について

 質問:せきぐち正人

 
  • 昨年の9月議会では、「持続可能」という観点から、市長のビジョンやマニフェストについて、代表質問を行った。「持続可能」にはたくさんの定義・解釈があり、都合良く使われるおそれがある。
  • 「持続可能」という言葉が三田市において、それぞれの解釈で安易に議論されるのは避けなくてはいけない。「持続可能」の定義・解釈を市長はどのように考えているか、また「持続可能」という観点から総合計画が見直されたのか、市長の見解をお聞かせ願いたい。
  • 地域的な循環型システムや分散型エネルギーの試行、食料自給力の向上など、三田市が実行できるテーマがあると思うが、どう考えるか。

 答弁:市長

 
  • 「持続可能」とは限られた資源が将来世代に渡って持続的に利用、享受できるような、社会活動を営む概念であり、限りある資源を枯渇してしまうことがないよう、子どもたちの未来を考えた責任ある行動を取ることが求められている。
  • そのような中、環境基本条例の策定、ごみ減量化・資源化対策、市民病院のコージェネレーションシステム、ウッディタウン市民センターの太陽光発電、学校給食における地元産の米や野菜の使用などの施策を推進している。
  • 今後一層、厳しい財政状況や地球温暖化の深刻化等、市政を取り巻く状況が益々厳しくなる中、環境施策を推進することはもとより、他の事業について「持続可能」の視点を持ち、施策を実施していきたい。


 2. 三田市における全国学力テストの結果と活用について

 質問:せきぐち正人

 
  • 昨年10月に全国学力テストの結果が各学校に配布された。全国的な傾向としては、基礎学力と比較して、活用力の不足、考える力の不足が指摘されているが、三田市の学力テストの結果はどのようなもので、市としては、どう評価・分析しているのか。
  • 各学校の個々の先生方には、どのような内容でテストの結果が公表され、どのように評価・分析されているのか。今後この学力テストの結果をどのように活用していくのか、市としての方針や具体的な活動・スケジュールについて、ご説明願いたい。

 答弁:教育長

 
  • 市全体の学力テストの分析の結果、基本的な知識・技能はおおむね身についているが、活用力にやや課題があり、「読解力を養い、思考力・判断力・表現力を育成すること」が三田市の子どもたちを伸ばすポイントということが分った。
  • 学校の序列化や過度の競争を招く恐れのある数値での公表はしていないが、教員の指導方法の資料を作成し、小中学校の教員に配布、各学校には、自校の結果と一人一人の結果が提供されている。
  • 今後、「学ぶ意欲と自尊感情」の調査、「小学校高学年への35人学級制度導入準備」、「仮称『ひとり学びの手引き』の作成」等の取り組みを進め、4月には調査結果の一部を盛り込んだ「三田の教育」の発行を考えている。

 3. 郷の音ホールの状況について

 質問:せきぐち正人

 
  • 「郷の音ホール」開館後からこれまでの期間を振り返り、指定管理者制度による運営がどのように行なわれ、三田市としてどのような報告を定期的に受けているのか、どのようなチェック機能が働いているのか、三田市として指定管理者に対して、どのような運営管理を実施しているのか、具体的な実績を踏まえて、ご説明をお願いしたい。
  • 「郷の音ホール」の市民による活用状況や各種コンサート、イベント、催し物に対する集客状況やホールとしての収支はどのような状況で、どのように評価・分析されているのか。成果や課題、今後の方針について、ご説明をお願いしたい。

 答弁:市長公室長

 
  • 指定管理者である「ジェイコム・グループ」より、「月報」、「四半期」、「年度末」の報告を受け、文化振興事業については、事業実績報告書の提出を求めている、また、定期モニタリングを年2回実施し、これらを集約する形で設置目的に沿った管理・運営となるよう指導・助言を行なっている。
  • 集客状況については、昨年7月のオープン以来1月末現在で約105,000人、月平均15,000人を超え、稼働率は、大ホール50%、小ホール56%、展示室62%となっている。貸館、チケット、駐車場、友の会会費により、1月末現在約6,200万円の収入を得ており、目標の約8割という状況で、施設の管理者運営経費は市からの委託料約212百万円を充当している。

 4.農業基本計画の推進について

 質問:せきぐち正人

 
  • 平成18年度に第3次三田市農業基本計画、「三田市食と農の振興ビジョン~都市と農村がはぐくむ食と農」が作成された。この農業基本計画では、三田市の食と農に関する将来ビジョンとともに、ビジョンを実現するための戦略プロジェクトを「農村を元気にしよう」、「市民が支えよう」、「三田の食と農を発信しよう」という3つの分野に分け、当面5年間で着手を予定していると説明がある。
  • 具体的なプロジェクト実績や進捗状況、成果や課題について、ご説明をお願いしたい。


 答弁:経済建設部長

 
  • 「農村を元気にしよう」というプロジェクトでは、座談会の開催、鳥獣被害への対策、環境保全型農業への支援を実施してきた。
  • 「市民が支えよう」というプロジェクトでは、3月に「(仮称)アグリライフ相談所」がJA兵庫六甲内にオープンし、農業を支える新たな市民層を期待している。
  • 「三田の食と農を発信しよう」というプロジェクトでは三田産の食材、活躍する農業者・農業集落の取り組み、農村地域に伝わる季節の行事での料理や食事など幅広い情報提供を準備中である。


 5.武庫川の堤防の活用について

 質問:せきぐち正人

 
  • 三田市を流れている武庫川の堤防の距離はトータルではどのくらいあるのか。
  • この武庫川の堤防を利用し、イベントや行事を行うことはできないか。「郷の音ホール」のイベントと連動し、定期的にワゴン車の屋台に」開放し、市民が楽しめる場所を作っても面白いのではないか。市民の健康管理のための定期的なイベントや催し物の開催など、堤防がもっと市民に親しまれ、活用できる可能性があるのではないか。


 答弁:経済建設部長

 
  • 武庫川の堤防の距離は市域上流の日出坂から下流の下田中まで、約25.7kmある。
  • 提案のあった各施設と武庫川堤防と連動した活用については、郷の音ホール、総合福祉保健センター等、武庫川周辺施設を利用して農業祭、文化祭、健康福祉フェア―など、三田の魅力あるイベントや催しものを開催している。今以上の活用は、河川の利用規制や安全性確保等のこともあり、河川管理者である兵庫県と調整を図りながら、検討してまいりたい。


 6. 小中学校が運動会や音楽の準備に費やす時間について

 質問:せきぐち正人

 
  • 三田市の小中学校において、運動会や音楽会の準備にかける時間に方針や基準があるのか。あるいは、各学校の校長の裁量、先生の自主性に任されているのか。各学校によって違いがあるのか。ご説明願いたい。
  • ある新聞に載っていたが、優秀な先生とそうでない先生との間で、運動会にかける時間に大きな差があるとの指摘もある。三田市において、運動会や音楽会の準備に費やす時間や学校間の差異、市の方針や見解について、ご説明をお願いしたい。


 答弁:教育指導部長

  • 運動会・音楽会は、学習指導要領に示されている「特別活動」の中の、「健康安全・体育的行事」、「学芸的行事」であり、普段の体育・音楽を中心とした、学力の発表の場、発揮伸張の場と位置づけられている。準備の時間も体育や音楽など「各教科」の授業時間であり、各教科の評価基準に基づいた取り組みとなり、各学校で適切に運用されていると考えている。
  • また、学校によっては、「総合的な学習の時間」や「学級活動」、「国語」等のねらいを融合し、横断的・総合的な行事作りに取り組んでいる場合もある。

 7.鳥インフルエンザ・新型インフルエンザに対する対策について

 質問:せきぐち正人

 
  • 鳥インフルエンザ・新型インフルエンザが、人から人へと感染するように進化するのは、それが起こるかどうかということでなく、いつ起こるか時間の問題であると、感染症研究所の専門家も指摘している。
  • 市としても、このリスクを正しく認識し、行動計画を定めておくことが重要ではないか。ワクチンの開発と確保を進めるよう強く国や県に要請すること、行動計画を準備しておくこと、市民に適切に周知しておくこと等も重要と考える。三田市はこの鳥インフルエンザの問題をどのように認識し、行動計画の策定、準備を進めているのか。ご説明をお願いしたい。


 答弁:健康福祉部長

 
  • 県では、平成18年1月に「兵庫県新型インフルエンザ対策行動計画」、3月に「兵庫県新型インフルエンザ対策実施計画」を策定している。三田市としては、現在のところ「行動計画」及び「実施計画」は策定していないが、県の計画に従い、感染予防及び被害拡大防止等の対策を効果的に実施してまいりたい。
  • 国・県の動向を速やかに把握するとともに、既に県内で行動計画を策定している神戸市や明石市の状況、計画策定に向けて取り組みを進めている関係市の情報も入手するなど、三田市においても「新型インフルエンザ対策行動計画」策定に向けて、調査・研究に取り組んでまいりたい。



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