せきぐちの議会報告


●9月定例議会での私の一般質問に対する主な回答は以下の通りです。

 1.三田市の食育推進計画について

 質問:せきぐち正人

 
  • 平成25年度から34年度の10年間が対象となる、Γ三田市食育推進計画」が策定されたが、基本目標として、生活習慣の確立、食育活動の推進、家庭・地域の連携、望ましい食習慣の確立、よりよい健康づくりの推進、安全で安心な食の情報提供の充実、Ξ田産農産物の消費拡大、次世代への食文化の継承などが挙げられている。
  • 食育における学校給食の役割と取り組みについて、特に、学校給食における残飯というのはどういう実態で、どういう取り組みが行われているのか。
  • 2点目として、家庭での食事の実態と課題について、三田市としてどのように認識しているのか。食育推進計画において、どのような具体的な取り組みが実施されるのか。また、成果目標、数値目標値の設定はどういう状況にあるのか。

 答弁:教育長・健康推進部長

 
  • 残食の現状としては、平成24年度の調書では小学校2.4%、中学校0,7%とであり、教育振興基本計画で目標としている残菜率をほぼ達成している。
  • 家庭で食べ慣れていない献立や食材に好き嫌いが見受けられ、残飯が生じることもあるが、教師からの声掛け、給食だより、給食時の校内放送等で、バランスよく何でも食べることが健康にとって大切であることを積極的に指導し、給食センターでは献立や調理方法の見直しを行うなど、残食が減るよう工夫している。
  • 昨年の市民アンケート調査で野菜不足の実態と生活リズムを整えることが重要であることがわかり、「適正な野菜摂取の推進」と「早寝、早起き、朝ごはん」を重点取り組みとし、野菜を食べる人の割合を引き上げることや朝ごはんを食べている人が増加することを目標に成果、数値目標を設定している。


2.三田の図書館の運営について

 質問:せきぐち正人

 
  • 市は図書館の業務を指定管理者制度により、民間業務に委託することを来年度実施に向けて検討していくと回答があったが、現時点で市民に対する情報が不足している。
  • 基本的な開館日数、開館時間とコストに関して、どういう方針なのか。また、図書館で毎年新規に購入される図書に関しては、現在どういう方針で決定しているのか。また、指定管理者制度の導入によって、この選書に関する方針はどうなるのか。
  • 現在、図書館については、ボランティアなど、市民の全体的な活動が行われており、図書館でのボランティア活動に関しての市の見解についても説明願いたい。

 答弁:市長・副市長・まちづくり部長

 
  • 市民の利用機会の拡大を第一目標に開館日と開館時間の拡大に取り組む。公務員では実施不可能な柔軟な人員配置や勤務シフトの導入により現状の予算水準を上限とした実施か可能と見込んでいる。
  • 選書については、需要動向を基礎とし、図書館の役割を勘案し、司書の合議により購入候補のリストを作成、図書館長が最終決定している。資料購入費については、毎年2000万円前後を確保しており、選書の最終的判断と責任は引き続き市が負う。
  • 現在図書館で活躍いただいているポランティアは12団体を数え、サービスについで大変重要な役割を担うていただいており,制度導入後も充実してゆくよう協力をお願いするところである。


 3.三田の男女共同参画の取組みについて

 質問:せきぐち正人

 
  • 第4次三田市男女共同参画計画が策定された。重点課題として、家族・家庭や地域における男女共同参画、男女の仕事と生活の両立、男性の家事・育児・介護参画と等が挙げられているが、前提として、男女が結婚し、家庭を築き、子供をもうけ、育てていくという標準的な家庭が前提のモデルになっていると考える。しかし、1人で暮らしている男女も増加している。特に母子家庭、未婚・独身の女性という標準的な家庭には当てはまらない女性に対する取り組みをどう考えているか。
  • 三田市役所は男女共同参画を率先的に進めていくことが求められると考えるが、現在の女性管理職の比率、職員の意識、将来的な女性管理職比率の向上について、市はどう考えているのか。

 答弁:総務部長・まちづくり部長

 
  • 三田市では計画の中で、母子家庭等の自立支援や生括基盤の安定に向けての支援施策を進めている。具体的には、母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業や母子家庭等高等技能訓練促進事業のほか、就業相談やパソコン教室なども実施している。
  • 本市における管理監督職への女性職員の登用率が他市に比べて低いことは認識しており、要因の一つとしての家庭の事情、子育て環境に加え、女性職員に対する旧態依然とした職場風土等があると考えている。そのため、特に今年度から女性特有の職業意識に関する課題に向き合い、自己認識を促進すること等を目的に、女性職員に対するキャリア形成研修を実施する予定で、女性のスキルアップにつながる職場配置についても進めていきたい。


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