せきぐちの議会報告



三田市新成長戦略プランの策定について


 未来に向けた新しい成長の基盤となる行政運営の体質を改善し、将来の安定的な市政運営に備え、人 □やまちの規模に見合った行政運営の構造を変えるため、平成25年4月スタートを目標に「三田市新成 長戦略プラン(H25〜H28)」の作成が計画されています。
 概要は以下の通りですが、その内容について注目していきたいと考えています。


1.策定方法
   市長を中心とした推進委員会、具体的なプラン案を策定する幹事会などの内部会議で検討した案が 議会に随時報告され、外部委員会の審議を経て策定されます。

2.プラン策定の前提となる課題の今後の方向の認識(抜粋)
   (現状から見た将来の三田市)
  ・三田市においても、ニュータウン開発に伴う特有の人□構成から、一気に
   高齢化の波がやって来て、他都市以上に年齢が高<なる。高齢者が増え、
   若者が減ることで、市税などの収人が減少し、社会保障など福祉関係の
   経費が増え、市民サービスのための財源が不足する。 
  ・平成初期の人口急増に合わせて、短期間に様々な公共施設等を整備した
   ことにより、それら施設が一斉に老朽化し、その維持管理が大きな負担
   となる。
  ・人口減少、高齢化、ライフスタイルの多様化などにより、地域コミュニティ
   が更に希簿化し、地域を支える人がいなくなるなど、地域コミュニティが
   崩壊する。

 (課題)
  ・ニュータウンの開発とともに、働き盛りの30代、4O代で入居してきた団
   塊の世代などが、一斉に退瑕を迎え、こうした市民を今後のまちづくり
   に取り込むかが課題となる。いかに生涯現役でいられるか。元気高齢老
   づくり対策が必要となる。
  ・農業、商業なとの産業が衰退するなと、まちづ<りの活力をいかに維持
   するか、剔出するかが課題となる。

 (対応とその方向)
  ・協働の推進、役割分担の点検、地域性民の自己決定権の拡充。
  ・中長期的な視点で、人口減少の緩和と人□構成の不均衡是正の
   ため、若い世代の流人と足首を図ることを目的に、「子育です
   るならゼッタイ三田」の更なる充実が必要。
  ・市民の理解の上で、社会全体を根本から見直すことにより、ま
   ちの構造・行政運営の構造や仕組みを変える取り組みを今から
   始めていく必要かおる。

3.プランの基本的な考え方
  (めざすべき方向と基本目標)
 ・5年後、10年後に一定の成果が得られるよう、さまざまな取り組みを行う。協働
  を基本として、まちの活気、活力の剔出を考慮し取り組む。
 ・「市民カー地域力の発揮」、「行政力の向上(信頼される行政運営)」「財政力
  の強化(持続可能な財政運営)」を牛−ワードとして、持続可能で活気、活力
  に満ちた未来ある三田市を目指す。




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