せきぐちの議会報告


●2月定例議会での私の一般質問に対する回答は以下の通りです。

1.公文書管理について

 質問:せきぐち正人

 

    (歴史的公文書について)

  • 歴史的公文書については、県の要綱で評価基準があり、知事の決裁を受けた文書等で、県の重要施策、重要な事業の実施、重要な人事、重要な許認可、重要な儀式及び表彰、重要な行事及び会議等に関する文書が掲げられている。この重要とはどのようなものを意味するのか。恣意的な判断になる恐れはないのか。

 回答:企画県民局

 
  • 重要の具体的な判断については、知事の決裁を経た文書、県としての方針決定に関わるものとなっている。重要というのは国でも同じように使っており具体的なガイドラインを定め例示を示している。今後、新たな例示を追加するなど、職員が判断しやすいエ夫をしていきたい。手続きとしては、毎年度文書課から評価基準又は、引継ぎの事務手続きを示し、全庁的な判定のバランスがとれるよう文書課で最終的な判定をしている。

 質問:せきぐち正人

 

    (電子メールについて)

  • 情報公開条例では公文書とは、実施機関の職員が職務上作成、又は取得した文書、図面及び写真並びに電磁的記録であって、当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有しているものとあるが、電子メールは含まれているのか。また、どのような電子メールがこの定義にあてはまるとされており、公文書として保存されているのか。

 回答:企画県民局

 
  • 決済を経て送信した電子メールに基づいて国などに報告、関係団体等に通知した文書、逆に県あてに送付された電子メールによる申請又は報告等の文書について、これらは決済などの事務処理を通じて、「兵庫県」としての組織として関与することになる文書で公文書の取扱いになる。公文書に該当する電子メールの取扱いについて、随時通知し、徹底を図っている。


2.身体拘束廃止に向けた取り組みについて

 質問:せきぐち正人

 
  • 介護保険施設等において「緊急やむを得ない場合を除き、身体拘束等を行ってはならない」と省令により規定されている。厚生労働省は切迫性、非代替性、一時性の3つの要件に加え、新たに3項目のルールを定めたが、夜間など、本人の安全のためと称し恣意的な判断に基づき身体拘束が実施されているという指摘もある。

 回答:健康福祉部

 
  • 介護保険施設等における身体拘束については、毎年度全ての施設等に対してチェックリストの提出を求め実態を把握、取り組みが不十分な施設に対しては身体拘束の廃止に向け取り組んでいる。不適切な身体拘束について状況を把握し対応できる体制整備に努めているが、認知症等への対応で不適切な身体拘束が行われている状況があると認識している。

 質問:せきぐち正人

 
  • 身体的拘束は本人に対し、身体機能の低下や著しい精神的苦痛等をもたらす危険性があり、人としての尊厳の保持という本来の目的から考える必要があると考える。本県における身体拘束の実態把握、身体的拘束に関する課題、身体拘束廃止に向けた取り組み、対応をどう考えているのか。

 回答:健康福祉部

 
  • 国では、身体拘束の適正化の指針整備、職員研修の定期的な実施の運営基準への追加、違反した場合の基本報酬の減算拡大など、介護保険制度の改正が行われ平成30年度より施行されるが、内容を周知徹底し、身体拘束に係る取り組みについて再認識を促し、身体拘束廃止に向けた取り組みを推進していく。


3.県における固定資産台帳の整備と統一的な基準による地方公会計制度について

 質問:せきぐち正人

 
  • 総務省から平成27年1月に「統一的な基準による地方公会計の整備促進について」という通知が出され、統一的な基準による財務書類等を平成27年度から平成29年度までの3年間で作成し、また、固定資産台帳を整備することが望まれるとしている。新たに複式簿記に基づく発生主義会計の考え方を導入し、資産や負債といった管理も可能になる。

 回答:企画県民部長

 
  • 本県では平成28年度決算から統一的な基準に基づく地方公会計制度による財務書類の作成・公表を行っている。固定資産台帳の整備については全資産の取得価額、耐用年数の把握が課題で分野ごとの台帳・システムを活用することで対応できた。今後の固定資産台帳の活用については、施設の改修履歴、利用状況、劣化度調査の結果等をこの台帳に追加し公共施設等総合管理計画に基づく長寿命化改修等の施設管理の基礎資料として活用する予定である。

 質問:せきぐち正人

 
  • 本県において固定資産台帳を整備していく上での課題、整備状況、活用方針、新たに統一的な基準によって作成された財務諸表の活用方針、さらに、県のホームページ等を通して、情報発信し、県民に説明していくことが必要と考えるが、県の見解についても伺う。

 回答:企画県民部長

 
  • 予算編成への活用については、他団体との比較による財政構造の分析への活用が考えられ、国から活用事例が例示されれば参考としたい。今後とも、HPなどを積極的に活用し、情報発信に努めていく。

 質問:せきぐち正人

4.スポーツクラブ21ひょうごについて

 質問:せきぐち正人

 
  • 県のスポーツ推進計画では、誰もがいつでも、どこでも、気軽に継続してスポーツを楽しむことができるよう、県内の全小学校区に「スポーツクラブ21ひょうご」を設置する等、スポーツ環境の整備に先進的な取り組みを行ってきたとある。スポーツクラブ21ひょうごは非常に大きなポテンシャルを持っていると考えるが、「生涯スポーツ」「障害者スポーツ」など、新たな参加者やスポーツに親しんでいない子供達や成人、年配や障害者の方々を対象としてポテンシャルを十分に活かしきれていない面もあるのではないか。

 回答:知事

 
  • 活動状況調査から、地域住民の交流が活発化した、地域住民のスポーツ参加機会が増えた等の効果を確認しているが、会員数が35.2万人と平成24年度のピーク38.1万人に比べて減少傾向にある。運営を担う人材の高齢化が進み、世代交代ができない、指導者の確保が難しい等、新しい課題も表面化し、活性化に向けた魅力あるクラブの育成や運営を担う人材育成を早急に進める必要がある。

 質問:せきぐち正人

 
  • 全県スポーツサミットで特色のある取り組みの事例紹介、地区毎に障害者スポーツの体験教室等を開催し、県体育協会と指導者養成にも取り組んでおり、来年度は「ワールドマスターズゲームズ2021関西参加促進事業」として、新たなチームの結成、地域の企業や社会人との合同チームの結成をよびかけていく。

 回答:知事

 
  • また、地域の指導者やボランティアを育成し、活用するといったことも地域によって差異があるのが現状と考える。スポーツクラブ21ひょうごの現状や課題、活用や方向性について当局の見解を伺う。

5.地球アトリエ構想について

 質問:せきぐち正人

 
  • 三田市の有馬富士公園は平成13年に開園。平成26年には「新宮晋風のミュージアム」が開設された。この「新宮晋風のミュージアム」は、三田市在住で風や水で動く作品で知られる彫刻家・新宮晋氏の彫刻が常設展示された世界で初めての野外ミュージアムとなっている。私は有馬富士公園も開園から17年を迎え、一部施設の老朽化が進んでいるが、まだまだ活用できるスペースが残っていると考える。このスペースを活用し、新宮晋氏の作品をさらに常設展示することも一考に値すると考えるが所見を伺う。

 回答:知事

 
  • 休養ゾーンの更なる活性化を図るため、新宮氏が提案している「自然の大切さや命の尊さを楽しく遊びながら学ぶことを通して、未来の生き方を一緒に考えていく活動」、これを「地球アトリエ」構想と新宮氏は呼ばれているが、これを「地球アトリエ」構想をベースにした公園のリニューアルを検討していく。昆虫採集などを通じて生態系を学ぶプログラム、子供たちと一緒に動く昆虫模型を作るワークショップ等を実施し、新宮作品の追加も含めた方針を取りまとめていきたい。

 質問:せきぐち正人

 
  • また、本年は兵庫県政150年の節目の年に当たるが、「北摂里山博物館構想」の中で、150周年記念事業として新宮氏を中心としたイベントも繰り広げられる予定となっている。この150周年記念事業であるリレー対談「新宮晋地球アトリエ~未来へのメッセージ」事業の目的と期待する効果について伺う。

 回答:知事

 
  • 里山文化をはじめ、未来の世代に伝えておきたいことについて、新宮氏と芸術文化の第一人者が語り合うリレー対談も実施していく。人と自然のとの交流、生物多様性の確認、生命の大切さなどを訴える「地球アトリエ」構想を、これらを通じて内外に発信し、その実現に向けた機運を醸成していきたい。

6.兵庫県立人と自然の博物館について

 質問:せきぐち正人

 
  • 三田市にある兵庫県立人と自然の博物館は平成4年に開館、平成29年には開館25周年を迎えており、研究、資料、生涯学習・アウトリーチ、シンクタンク、パートナー・連携の分野においてさまざまなプロジェクトに取り組んでいる。2006年に篠山川で大型草食恐竜とみられる化石が発見され、「丹波竜」という愛称がつけられ、注目を集めた。

 回答:教育長

 
  • 開館以来人博が担う役割は拡大しており、研究を基礎とし、人々の学びへの意欲を誘い支援する活動など新しい博物館の意味の付加に努めてきた。施設・設備については、25年間大規模改修は行っておらず、一部の設備に老朽化が見られ、設備も必ずしも十分とは言えないが、設備点検、老朽化による不具合発生の未然防止に努め、限られた財源の中で施設整備にも取り組んできた。

 質問:せきぐち正人

 
  • しかしながら、様々な活動の実施や成果の展示等が施設の老朽化、スペースの問題で十分におこなわれていない。私は恐竜化石の復元骨格の展示は博物館の目玉の1つになり。また、スペースの問題は隣接するホロンピアホールを改修することによって可能と考える。現状の施設・設備等における課題をどう認識し、その課題解消に向けてどのように対応していくのか。

 回答:教育長

 
  • 今後は、老朽化に対応した部分補修、運営上の支障の除去防止に努め、中長期的には平成29年策定の「兵庫県公共施設等総合管理計画」に沿い、機能の充実を図る施設総量の適正化、財政負担を考慮した老朽化対策、安全性の向上、空きスペースの有効活用を基本にご提案のホロンピアホールの改修も含め、施設・設備全般の将来像を再検討していく。

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