せきぐちの議会報告
( 2020年8月 )
 

●令和2年度 兵庫県当初予算と補正予算

 県では、令和2年度当初予算に加え、令和2年4月及び6月に、新型コロナウイルス感染症対策を強化するため、補正予算(緊急経済対策)を編成しております。その主な内容は以下の通りです
○4月補正予算(緊急経済対策)の主な施策
  1. 感染拡大防止対策の強化と医療・検査体制の充実 約122億円
  2. 地域産業、県民生活への支援 約3,767億円
  3. 収東後における地域の元気づくり 約27億円
○6月補正予算(緊急経済対策等)の主な施策
  1. 医療提供体制・感染拡大防止対策等のさらなる充実約769億円
  2. 地域経済の活性化・地域の元気づくり約322億円
  3. ポストコロナ社会を見据えた兵庫の基盤づくり約30億円
せきぐち正人

●議会費を削減し、新型コロナウイルス感染症対策に関する要請を行いました。

  新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を踏まえ、県議会として議会費の削減を行うとともに、この削減額を「県の新型コロナウイルス感染症対策」に充当するよう知事に要請しました。
 なお、議会費の削減内容ですが、6月の定例県議会において、議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例、及び、兵庫県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を可決し、それによって、令和2年6月支給の期末手当の15%、及び、令和2年7月から令和3年度3月までの政務活動費15%をカットしました。

●兵庫県議会、7月臨時議会が開催され、新型コロナウイルス対策の追加の補正予算が成立しました。

 感染の次なる波に備えつつ、生活の日常化と経済活動の早期回復を図るため、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金等の制度の詳細が判明した令和2年度の国の補正予算を活用して、補正予算を編成するため、臨時県議会が7月27日に行われました。7月の補正予算の金額は473億円で、その主な内容は以下の通りです。 1.医療・検査体制の強化
  1. 入院医療体制の強化(感染拡大期A一1週間平均の新規要請患者数が40人以上の場合、650床(うち重症病床120床)、宿泊療養室700室(5施設)を確保。一般医療を過度に圧迫しないよう、重点医療機関(30機関)、協力医療機関(16機宿泊療養室700室(5施設)を確保。一般医療を過度に圧迫しないよう、重点医療機関(30機関)、協力医療機関(16機関)をあらかじめ指定) 約122億円
  2. PCR検査体制の拡充(検査機器の設置を支援し、現行1,500件/日を2,500件/日に拡充)
2.福祉施設や学校等の感染症防止対策
  1. 感染防止対策支援金、利用自粛からのサービス再開支援金、福祉施設向け相談窓口の設置、児童養護施設等への支援、学校再開に伴う支援など、国の制度詳細の確定を踏まえ、補助単価等を見直し
3.医療従事者等への慰労金支給
  1. 医療従事者や福祉関係者(約50万人)に対して、詳細な制度設計を行い、対象を拡充
4.地域経済の早急な活性化・地域の元気づくり
  1. 緊急生活福祉資金貸付原資の助成拡充、緊急対応型雇用創出事業の実施、Welcome to Hyogoキャンペーンの拡充

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